地域密着(相模原市中央区  南区 緑区)犬・猫の診察・病気・皮膚科・予防・手術のかかりつけ医

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去勢・避妊手術

避妊・去勢をしていない動物さんにおいて、年を取ってから起こることが多い病気がいくつかあります。

例えば、メスでは乳腺腫瘍や子宮・卵巣の病気、オスでは精巣や前立腺の病気などが挙げられます。

しかし、若い時期に避妊・去勢手術をすることでこれらの病気、その他に問題行動なども予防することができます。

しかし去勢や避妊手術は、その動物にとって少なからず性ホルモンのバランスを崩すという生命の摂理、恒常性に影響を与える行為です。病気の予防のために・・・ ということは理解していても実際どういったメリットとデメリットがあるのか?目的や趣旨、動物種、年齢によってもその必要性に違いがあります。

犬と猫の去勢、避妊手術について各々のメリット、デメリットについてまとめてみました。じっくり考えるための参考にしていただきたいと思います。

 

当院では、避妊・去勢のメリット・デメリットなどを飼い主様と話し合い、手術を行います。

避妊・去勢のメリット

  • メスの場合(避妊手術)

・メス特有の病気を予防できる

乳腺腫瘍(乳がん)、子宮内膜炎や子宮蓄膿症など病気の発生率を下げることができます。また、卵巣そのものを取り除くため、卵巣腫瘍や卵胞嚢腫などのような卵巣におきる疾患を予防することができるのです。

メス特有の病気の中には、命に関わるような重たい病気も多く、そういった危険度の高い病気を予防できることから、避妊手術をお勧めするケースが多いです。

犬の避妊手術の時期と乳腺腫瘍の予防効果には以下のような報告があります。

(犬は50%が悪性、猫では90%以上が悪性)

★イヌ

初回発情前 予防効果99.5%
1回発情後 予防効果92.0%
2回発情後 予防効果74.0%
4回以上 or 2.5歳以降 予防効果0%

★ネコ

6ヵ月齢まで 予防効果91%
7~12ヵ月齢 予防効果86%
13~24ヵ月齢 予防効果11%
24ヶ月齢以降 予防効果0%

よって当院では、避妊手術の適切な実施時期については諸説ありますが、はじめての発情を迎える前に手術を受けさせることが望ましいと言われることが多く、一般に生後6~8ヶ月齢を目安としてお勧めしております。

望まない妊娠を避けられる

外に出るネコちゃんや、犬猫を多頭飼育されてる家庭では、避妊手術をしないままペットの好きなように行動させてしまうと、どうしても妊娠・出産する可能性があります。

手術をしないまま屋外に出したりすると、飼い主様が知らないうちに妊娠して、知らないうちに子どもを産んでしまうなんてことも・・・。

そのようにして飼い主さんの知らないところで生まれてしまった子猫は、保健所へ連れて行かれてしまうため、避妊手術をすることは、殺処分を減らすことにも繋がります。

 

発情期のストレスを軽減できる

発情期がなくなるため、発情出血等、性的なストレスが軽減されます。他にもワンちゃんに多い偽妊娠(発情後に妊娠していないにもかかわらず乳腺が腫れたり巣作り行動をしてしまうこと)を避けることができたり、発情に伴う体調変化やストレスから解放されます。

また、発情期に伴っておきる問題行動(独特の大きな声で鳴くなど)を抑制することもできます。

情緒が安定し、穏やかな状態で飼えることも大きなメリットです。


  • オスの場合(去勢手術)

オス独特の行動を抑えることができる

マーキングやマウンティング、遠吠え、他の犬・猫とのケンカなどの問題行動を改善する可能性もあります。

オスの場合、なわばりや、発情中のメスをめぐって、他のオスと喧嘩をすることも多いのですが、そういった本能に基づく攻撃性を抑えることができます。

また、オスの本能であるスプレー行為(尿マーキング)や放浪癖(猫)などの改善も期待できます。メスと一緒に飼われている場合は、マウント行為も軽減されます。

ただし、これらの行動については、かなりの割合で抑えられると言われているものの、学習によりクセになってしまうため、動物や時期にによっては効果がない(少ない)場合もあります。

 

オス特有の病気を予防できる

精巣を取り除くため、精巣腫瘍を予防することができるだけでなく、雄性ホルモンが関与しているといわれている、前立腺腫瘍をのぞく前立腺疾患や、肛門周囲の腫瘍、および会陰ヘルニアの発生率を下げることもできます。

特に陰嚢内に精巣が下りていない場合(陰睾・停留睾丸・潜在精巣)は、精索捻転による腹痛を引き起こす可能性のほか、精巣腫瘍になる危険性が10倍に高まるといわれているため、その予防に効果があります。

※但し、お腹の中に精巣がある場合は、メスと同じように開腹手術をしなくてはなりません。

また、外に出るネコちゃんの場合、オス同士のケンカが少なくなる、また交尾しなくなることで、猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ)や猫白血病ウィルス感染症などの感染症リスクを下げることができるのです。

よって当院では、学習による問題行動の習慣化を未然に予防する目的から、生後6~8ヶ月齢、もしくはマーキングが始まったらすぐ、を目安としてお勧めしております。

万が一この時期を過ぎてからの手術でもオスの場合は病気の予防効果は期待できるため決して遅くはありませんが、問題行動の観点から基本的には早めの手術をお勧めしています。

避妊・去勢のデメリット

全身麻酔のリスク

残念ながら全身麻酔にリスク(副作用)ゼロはありません。

全身麻酔をかけて手術をしなければならないため、麻酔のリスクがあることも念頭に置いておかなければなりません。

当院では術前の血液検査等、状態により静脈点滴、動物種、品種各々のケースについてより適切と考えられる麻酔薬プロトコール、術中麻酔モニター管理、等を用い、リスクを最低限に抑えるよう努めています。

麻酔のリスクを減らすためには、患者の状態の見極めと、安全な麻酔の正しい使用、そして、注意深い麻酔状態の管理にかかっています。細かいことに気をつけながら、慎重にひとつひとつの手技をしっかりして行くことが、安全への一番の近道だと思っていますので、細心の注意を持って、安全な麻酔を心がけて行きたいと考えています。

 

繁殖できなくなる

生殖機能を取り除くため、もちろん子どもを産むことは術後できなくなります。

 

ドッグショーの出場資格を失う

ドッグショーは繁殖する犬を評価する場なので、避妊・去勢手術をした子は出場対象外になります。

 

ホルモンバランスが崩れるため肥満になりやすい

卵巣や精巣を取り除くことによって、基礎代謝が減ってしまうのですが、それにも関わらず、食欲は増す傾向にあります。なのでエネルギーの消費量が低下するため、太りやすくなる傾向があります。

フードの種類を低カロリーのもの(ライトや院内処方食)にしたり、給餌量を減らしたり、積極的に運動をさせるなどで対処していき、この問題をコントロールしましょう。

 

手術後の痛みによるストレス

手術後は術部保護のためエリザベスカラーをつけたり、縫合部が痛むためストレスを感じる場合があります。

当院では、大切な家族の一員である動物達の苦痛を可能な限り取り除くため、ペインコントロール(疼痛管理)を積極的に行っております。

手術の際には、術前・術中・術後に各動物に合わせた鎮痛剤を投与することにより、手術による痛みの予防に最大限努めております。

 

尿失禁(まれ)

メス犬の場合ごく稀にホルモンの関係で尿失禁になる可能性がありますが、適切な治療でコントロールすることができます。。

 

術中および術後の感染症

術中・術後の衛生管理が不十分であったり、動物が舐めたりかき壊したりすることで傷口の炎症、化膿が起こることがあります。

まず術前の手術器具や術野、術者の消毒を徹底管理し、術後も抗生物質や炎症止めを使用したり、エリザベスカラーを装着することで感染症予防に努めています。

 

ウィルス感染症の発症

潜伏しているウイルス疾患(特に猫)があれば、ストレスがかかるので発症のキッカケになりえます。(術前にワクチンを接種してあれば、いくつかの感染症は発症のリスクは減らすことが出来ます。)

小さい体にメスを入れる・・・ 悩まれて当然ですし、ご家族の中で意見が分かれても不思議ではありません。手術にはご家族の総意が大切です。

現段階の獣医学において、これらの手術のメリットはデメリットを上回るといえます。(特に病気の予防という意味で)

メリットとデメリットをよく検討していただき、ご家族で1つの答えを出す時間を作ってください。

また、疑問や相談など随時承ります。 お気軽にご用命ください。

手術料金

犬:去勢手術(♂)
5kg未満 ¥20000~
5kg~10kg未満 ¥24000~
10kg~20kg未満 ¥28000~
20kg~30kg未満 ¥32000~
犬:避妊手術(♀)
5kg未満 ¥30000~
5kg~10kg未満 ¥35000~
10kg~20kg未満 ¥40000~
20kg~30kg未満 ¥45000~
猫:去勢手術(♂)
全体重 ¥10000~
猫:避妊手術(♀)
全体重 ¥20000~

※この他にカラー代、飲み薬代等がかかります

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