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狂犬病ワクチンについて|愛犬を守るために知っておくべきこと

2024年03月

狂犬病

狂犬病は世界中で発生し、多くの生命を脅かす深刻な感染症です。

さらにこの病気は動物と人間の両方に影響を及ぼす可能性があり、現在、日本は狂犬病の発生はありませんが、未だに多くの国で重要な公衆衛生上の問題となっています。

また、狂犬病ウイルスによって引き起こされるこの病気は、適切な予防措置を講じない場合、感染後の致死率はほぼ100%に達します。

本記事では、狂犬病の基本情報、感染後の臨床経過、予防のためのワクチン接種、そして飼い主様が注意すべき点について詳しく解説します。

狂犬病の概要(病原体と感染経路)

狂犬病(Rabies)は、ラブドウイルス科に属する狂犬病ウイルスが原因で発生する感染症であり、哺乳動物全てが感染する病気です。

主に感染した動物の唾液に含まれるウイルスが他の動物や人間の傷口や粘膜などに接触することで伝播します。特に、野生のキツネやコウモリなどが感染源となることが多く見られますので、むやみに接触しないようにしましょう。

この病気は人間にも感染・発症し、症状が現れ始めると治療法がなく、致死率はほぼ100%の恐ろしい病気です

感染経路については、感染している動物に噛まれることが最も一般的な方法であるものの、感染動物の唾液が傷口や粘膜(例えば目、口、鼻など)に直接触れることでも感染する可能性があります。特に、野生動物との接触を避けられない地域や、狂犬病がまだ根絶されていない国では、感染リスクが高まります。

日本では、狂犬病予防法により犬に予防注射を義務付けてきたため、1957年以降国内で犬が発生したことはありません。

日本が狂犬病を撲滅できたのは、「狂犬病予防法」という法律により予防接種が徹底されたことが大きな要因のひとつとなっています。「狂犬病予防注射の接種は飼い主の義務」と考え、愛犬には毎年、予防接種を受けさせるようにしましょう。

 

※登録も狂犬病予防注射も受けていないと認められた犬は、都道府県知事が任命した狂犬病予防員(獣医師)に捕獲され、抑留されてしまうこともあります。

※狂犬病予防注射を受けさせなかった飼い主様には、20万円以下の罰金が科せられることもあります。

 

海外からペットを輸入する際には狂犬病が入ってこないよう、動物検疫も行われています。但し、海外では数多く発生しているので、犬や他の動物に噛まれないよう注意することが必要です。

また万が一、愛犬が人を噛んでしまったら、保健所に届け出てください。また、噛んだ犬が狂犬病を持っていないかどうかの鑑定を獣医師にしてもらう必要があります。

感染するとどうなるか(臨床経過)

狂犬病ウイルスに感染した場合の臨床経過は、大きく3つの段階に分類されます。

最初に、感染した動物や人間はウイルスの潜伏期間を経て、症状が現れ始めます。この潜伏期間は感染部位の位置やウイルス量によって異なり、数週間から数ヶ月、稀には1年以上かかることもあります。

  • 1
    前駆段階

感染後、最初に現れる症状は比較的軽度であり、発熱、筋肉痛、不安感、倦怠感、食欲不振などの非特異的な症状が挙げられます。この時期は2〜10日間続くことが一般的です。

また、感染部位にはかゆみやピリピリとした痛みが生じることがあります。

  • 2
     
    興奮段階

多くの場合、前駆段階を経て興奮段階へと移行します。この段階では、異常な興奮状態、攻撃性の増加、水を恐れる水恐怖症(飲み込む動作を伴う恐怖)、音や光に対する過敏な反応が見られます。この期間は数日間から1週間程度持続します。

この段階で最も特徴的な症状は水恐怖症で、飲水時の嚥下困難により水を飲むことが極めて困難となります。

  • 3

     

    麻痺段階

最終段階として麻痺段階があります。この段階で徐々に麻痺を発症し始め、特に嚥下筋の麻痺が進行すると唾液が溜まり、いわゆる「狂犬病の泡」を引き起こします

呼吸困難や全身の麻痺が進行し、最終的には呼吸停止により死に至ります。この段階に至ると治療は非常に困難であり、致死率はほぼ100%です。

狂犬病を防ぐ唯一の方法は、感染前にワクチンで予防することです。

狂犬病は一度症状が現れると、治療が非常に困難であり、致死率がほぼ100%に達する非常に危険な病気です。

ワクチンの特徴と副作用

狂犬病の予防には、ワクチン接種が最も効果的な方法です。

日本では、狂犬病予防法に基づき、全ての犬に対して年に1回のワクチン接種が義務付けられています。生後90日以上の犬を飼うことになった飼い主様は、犬を飼育し始めた日から30日以内に犬の登録を市町村に申請しなければなりません。登録を受けた飼い犬には「鑑札」が交付されます。

ワクチンは非常に効果的であり、適切に接種された場合、狂犬病ウイルスの感染をほぼ完全に防げます。

狂犬病ワクチンの副作用は一般的に少なく、もし発生しても、接種部位の腫れや発熱など軽度のもので、数日以内に自然に解消されます。

しかし、副作用が心配な場合や愛犬が過去にワクチン接種で副作用を経験したことがある場合は、接種前に獣医師に相談しましょう

当院ではワクチン副作用の観察や、万が一副作用が出た場合の対処可能な時間として、午前中のワクチン接種をお勧めしております。

注意点

狂犬病の予防に当たっては、ワクチン接種だけでなく、飼い主様による日常的な注意も重要です。特に、愛犬を野生動物との接触から遠ざけること、散歩時にはリードをしっかりと使用することが重要です。

また、愛犬が他の動物に噛まれた場合や、野生動物との接触が疑われる場合には、速やかに獣医師の診察を受けましょう。

狂犬病ワクチンを接種すると、動物病院から「狂犬病予防注射済証明書」が発行されます。これは市町村が発行している「狂犬病予防注射済票」を受け取る際に必要になります。飼い主様は、証明書を持って市町村へ行き、この済票をもらってください(交付手数料は全国一律550円です)。

当院は獣医師会所属病院ですので、その場で鑑札及び注射済票を交付いたします。手続きを代行できるのは相模原市在住の患者様に限ります。

愛犬が病気などでワクチン接種を受けられない場合は?

愛犬が病気にかかっている場合や、他のワクチンを先に接種している場合、獣医師が「今は狂犬病ワクチンを接種しないほうがいい」と判断することがあります。

このような場合、動物病院では「狂犬病予防注射猶予証明書」を発行します。これを市町村の窓口に提出すると、一定期間、狂犬病予防接種の実施を待ってもらえます。

まとめ

狂犬病は、愛犬だけでなく人間にとっても非常に危険な病気です。

しかし、適切な予防措置とワクチン接種により、この病気から愛犬を守ることが可能です。

愛犬の健康管理と狂犬病予防のために、獣医師と連携し、定期的なワクチン接種を心がけていきましょう。

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