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犬や猫の動物病院への受診タイミングとは?夜間診療へ連れていくべき?

2025年11月

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愛犬や愛猫の様子異変を感じたとき、「このまま様子を見ても大丈夫?」「夜間でも病院へ連れて行くべき?」と迷うことはありませんか?

犬や猫は言葉で不調を訴えることができないため、ちょっとした変化を見逃してしまうと、思わぬ重症化につながることもあります。夜間診療は、緊急時に愛犬・愛猫の命を守る大切な手段のひとつですが、「どのタイミングで受診するべきか」は迷いやすいポイントです。

この記事では、犬猫に見られる症状から受診の目安を解説し、夜間診療の活用方法や、日中の受診との違いについても詳しくご紹介します。
「様子見でいいのかな?」と迷ったときの参考になれば幸いです。

どんなときに動物病院へ?受診の目安とは

「元気がない」「食欲が落ちた」「いつもと違う」……このような漠然とした変化も、受診の立派なきっかけになります。犬猫は体調不良を隠しやすく、症状が進んでから気づかれるケースが多いからです。
下痢や嘔吐、咳なども「一度だけだから大丈夫」と様子をみるのではなく、早めに相談するのが安心です。

特に、高齢の犬猫や、糖尿病・心臓病などの持病がある場合は、軽い症状でも重篤化するリスクがあります。

「いつもと違うな」と感じた段階で早めに動物病院を受診することが、健康を守るための第一歩です。

夜間診療とはどんなもの?メリットと注意点

動物病院の夜間診療は、命にかかわる緊急の症状に対して、応急処置をおこなうための診療体制です。
このメリットは、「救急」として重篤な状態にいち早く対応できる点です。呼吸や循環を保つ処置、止血、点滴などの初期対応で救われる命は少なくありません。適切な初期対応によって、その後の治療の効果を高められることもあります。

一方で、夜間診療には限界もあります。診断や治療の選択肢は限られ、検査機器やスタッフがそろっていない場合もあります。
また、初めて会う犬や猫はその動物の既往症や性格などもわからないため、判断が難しく検査項目なども増えるケースも少なくありません。
さらに時間外診療の追加料金がかかる場合もあるため、費用面での負担を感じられる方もいるでしょう。

夜間診療はあくまで応急的な場であり、翌日のかかりつけ病院での精密検査や治療につなげることが前提です。

夜間診療が必要な緊急症状とは?

救急にかかるべきシーンのイラスト:呼吸が苦しそうな犬/トイレに行かない猫/出血が止まらない犬/玉ねぎなど誤食をした猫

では、どのような症状が見られたときに、ためらわず夜間診療を利用するべきなのでしょうか?
以下のような状態は、命にかかわる可能性があるため、すぐに対応が必要です。

  • 呼吸が苦しそう、息が荒くなっている
  • 意識がもうろうとしている、または突然倒れて動かない
  • ぐったりして動かない
  • けいれん発作を起こしている
  • 出血が止まらない
  • 嘔吐や下痢が続いていて、脱水が疑われる
  • 丸一日以上、尿が出ていない
  • チョコレートや玉ねぎ、薬品、異物などの誤飲・誤食をした

これらの症状は、時間との勝負になることが多く、夜間の対応が愛犬・愛猫の命を左右することもあります。
迷ったときには、夜間診療対応の病院に連絡をし、状況を伝えて指示を受けることをおすすめします。

昼間の受診ができると、どんなメリットがある?

夜間診療と異なり、昼間の診療では、スタッフや検査機器が充実した体制のもとで診察を受けられます。
血液検査やレントゲン・エコーなどの画像診断をはじめとした詳しい検査が可能で、複数の治療法から適切な方法を選べる点は大きなメリットです。

また、獣医師としっかり話す時間がとれるため、症状や治療内容への理解が深まり、より納得したうえで治療を進めることができます。

さらに、症状が軽いうちに受診することで「治る」可能性のある治療法を選択できるケースも多くあります。
夜間に来院された飼い主様から「もっと早く来ていれば……」という声を聞くことは少なくありません。だからこそ、少しでも気になる症状がある場合は、できるだけ早い段階で、日中の診療時間内にご相談いただくことが大切です。

日中の受診をおすすめする理由

夜間診療と日中の診療は、それぞれ役割が異なります。
夜間は「命を守るための応急処置」、日中は「根本的な診断と治療の場」と考えてください。
夜間に応急処置を受けた場合は、翌日にかかりつけの動物病院で精密検査と本格的な治療を受けるようにしましょう。

夜間診療は、愛犬・愛猫の命を守る大切な手段ですが、実際に緊急受診が必要となるケースは限られており、むしろ「もっと早く日中に来ていれば……」と感じるケースのほうが多く見受けられます。

<相模原・町田・八王子・横浜エリアの夜間救急対応は?>

しかしながら犬や猫の体調は急変することもあり、予期せぬ体調の変化が起こることはあります。万が一の事態に備えて、事前に夜間診療に対応している動物病院をいくつか確認しておくと、いざというときに慌てずに対応できるでしょう。

また、今までの血液検査等の結果表や、飲んでいる内服薬などがわかる物(メモ書きや処方箋など)を持参していただけると、夜間救急病院でも、今までの既往歴や病状を把握するヒントとなります。普段からわかりやすくまとめておくことも重要です。

当院では夜間診療はおこなっておりませんが、緊急時に少しでもお力になれるよう可能な限り必要なご案内やサポートを提供しています。かかりつけの飼い主様はぜひ一度当院までご連絡下さい。

まとめ

夜間救急の場では限られた対応しかできないこともあります。
だからこそ、「いつもと違う」と感じたときは、日中のうちに動物病院へご相談をおすすめしています。

早めの受診が、飼い主様と愛犬・愛猫の安心と安全につながります。

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